
前回はその1でした。今日はその続きで、人工餌について主に書きます。
活き餌について、自分なりの疑問がありました。
というのは、メダカの成長に必要とする栄養素が生き餌だけでまかなえるのだろうかということです。
そうした点では人工餌の方が、いろいろな必要な成分を盛り込んでいるのでより良いのかと思います。
しかし、田んぼにいるの野メダカは人工餌ではなく、ミジンコ等の自然な餌を食べて生きているんです。
そう考えると、ミジンコのような生き餌は、メダカには十分で人工餌は栄養過剰かも知れませんね(含まれるものによってはわかりませんが)。
私は現在、ミジンコを繁殖してみたい衝動に駆られています。
しかし、飼育している中でミジンコもとなると果たして手が回るのかどうか疑問です。
今のところ、まこっぺめだかランドの餌で全てのメダカの食いつきがよいのですから・・・。
今、メダカを世話する時間が若干少ないためにこうした考えにも至っているわけです。
生き餌の繁殖をすることが、空いた時間を有効にできるのではと考えたからです。
でも、そうしてミジンコが繁殖し始めると、忙しい春になるとやらなくちゃならないことが多くなり大変になる気がしています。
今、人工餌でどのメダカも与えるととびついてきます。
こういう状態なら、何も活き餌を与えなくても良いかなと思います。
人工餌は数多くあります。
稚魚用・成魚用とリアルショップやネットショップを見ると無尽蔵に出てくる感じです(大袈裟ですね)。
浮揚性のものと沈降性(静かに沈んでいくもの)がありますが、メダカの口の形状からすると底に落ちてしまった餌は食べにくいと思います。
できるだけ水面に浮いている餌の方がよいわけです。
針子や稚魚に関しては、パウダー状のものがよいでしょう(水面に長く浮いていますから)。
前の投稿で私が紹介したまこっぺめだかランドの製品は、浮遊性でフィッシュミールを含んでいません。
ですから水質悪化が極めて低いんです(色揚げ用の成分スピルリナは含んでいますが)。
どの餌が良いのかいろいろ確かめましたが、私にはこれが一番でした。
稚魚槽のメダカはもちろん、屋外水槽のメダカも一目散(去年の秋ですが)に食べに来ます。
餌を与えると、一目散に寄ってくるのはなんともいえなく嬉しいですね。
稚魚には、テトラのキリミンベビーを使っていました(フレークタイプで与えやすかったですね)。
他にも与えていました。コメットの稚魚用餌です(ユックリと沈むのですが、食べづらそうでしたので止めました)。
人工餌を購入する際は、まずどのような成分が含まれているのかを見ると良いと思います。
ほとんどは有害なものは含んでいません。
ですから用途に合ったものを選べばよいことになります。
ただ先にも書きましたが、成分にフィッシュミールというタンパク質が配合されています。
フィッシュミールは、メダカが餌を食べきらないと水面に油膜を作る原因になります。右の写真は成分表です。
フィッシュミールだけではなく、★になったメダカ(早く水槽から取り出しましょう)や水草のトリミングした茎からも油膜成分が出ます。
今の季節では、屋外のメダカたちに餌はあげていません。
暖かくなり餌を与えるときになれば、今までどおりまこっぺめだかランドの餌(成魚用)を与えます。
玄関に設置の加温水槽のメダカたち(もう幼魚くらいの大きさになってきています)には、まこっぺめだかランドの餌を擦ってやっています。
今回考えて思ったことは、生き餌(私が与えるならタマミジンコですね)も与えてみたいなという気持ちになっています。
人工餌は、いくつか与えてよりよいものを選択したり、数種類をローテーションすることにより栄養素の偏りを防げるかも知れません。
最終的には。飼育者の好みでしょうか・・・(経験値?)。
Leave a Reply